lothar’s diary

社会人1年目のSE雑記ブログ。毎日20時更新

社会の窓が空いてるのを見つけたら、あなたならどうする?

通勤というのはとても面倒な行為で、朝から精神力を削ってくる。しかも「在宅多いよー」という入社前の甘言に釣られて、オフィスから結構遠い場所に居を構えてしまい、1時間以上電車に揺られなければならない。

しかしそれもひと月を過ぎる頃にはどうすればマシになるかが分かるようになってくる。例えば当駅始発は座れる確率高いとか、あの駅はくっそ人多いから避けた方がいいとか……電車の路線が無駄にあるおかげで、オフィスへのルートはいくつもあるので、最近は最良のルートを探す日々だ。

 

そんなちょっとした努力のおかげで、その日の朝の通勤は座ることができた。座ってTwitterのおはツイについたリプを返し終わり、スマホを閉じる。顔をあげると壮年のサラリーマンがリュックを前掛けして立っている。

 

--と、そこで僕は衝撃的なものを目にしてしまった。その壮年の男性の社会の窓が空いていたのだ!

……え?えー!そげな事ある?!僕は思わず男性の顔を見る。目が合う。視線を逸らされる。

 

おいおいおい、こりゃ僕どうするべきさ?伝えるべきか?えでも、この満員電車で伝える?まーじ?!気が引けるというか、それは勇気いるじゃろ!!

 

……いや、こういう時は相手の立場になって考えるべきだ。僕がここで伝えなかったら、彼はどうなる?

身なり的に、それなりに上、少なくとも中間管理職くらいの立場っぽい。そんな人が社会の窓空けたまま会社に行って、部下に色々言ったりする。部下が空いていることに気づいてしまったら威厳もクソもない。何言っても「でも社会の窓空いてるしな……」って思われかねない!!

会社で恥かくくらいなら、ここでぼくが指摘して被害を最小限に抑えられた方がいいんじゃなかろうか?そう思ったら指摘しない選択肢はない。あとはどうやって周りに悟られないように指摘するか、だ。

 

--さぁここで文明の利器の出番です。今僕が手に持っているスマホ、メモ機能なるものがあるのですわー!

 

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これは実際に指摘した時に使ったメモ帳。彼のリュックをトントンと叩いて、気づいた時にこれを見せる。意図は分かってくれたようで、彼は急いで窓を閉めた。

朝からめちゃくちゃ焦ったけど、まぁ気づいてくれてよかった。ちなみに降りる時に彼から小声で「ありがとうございます」と言われた。あーよかった、これで会社で後輩に「社会の窓全開上司」って陰口叩かれず済みますね!

 

皆さんも社会の窓が空いている人がいたら、シレッと指摘してあげて欲しい。歳いってる方なら尚更。僕みたいな新人はうっかりで済むかもだけど、40過ぎた男性がそれやると……なんかアレだしね……

 

朝からいいことをした。善行をすると気分がいいよね。今日はいい仕事が出来そうだ。