今回はグロいモノもありますので閲覧注意です!
ついに来た。幼い頃に読んだ本に載っていた、その時には世界で唯一の寄生虫博物館。
小学二年生で「寄生虫館物語」を読んだ時から、いつか来てみたいと思っていた場所だ。
目黒寄生虫館は標本約6万点、書籍1万6千冊を有する博物館で、目黒にある6階建てのビルだ。うち1、2階が展示スペースになっている。
入館料無料。目黒の隠れたデートスポット?になっているらしい。
入口にあった謎パネル。これだけだと何かよく分からないが、フラッシュをたいて写真を撮ってみると……
各寄生虫の宿主が写る!へぇー地味にスゴイ!
そんでパネルのすぐ奥に見えるホルマリン漬けの瓶の数々。……なるほど、あれが寄生虫の展示ですか。
気になるものをいくつか紹介。
このきしめん見たいのは大条虫。馬の大腸にいたらしい。写真でみるほどデカくはない。
フクロムシ。カニの生殖器に寄生して、性別をなくしてしまうという酷い寄生虫。
しかもコイツはちゃっかり交尾するらしい。カニ可哀想……
これぞ寄生!って感じのグロ標本。
グルゲアと言うらしい。このボツボツ全部寄生虫とのこと。
これは回虫。昔は結構たくさんいた寄生虫らしい。
これが人にたくさん寄生すると口から吐き出したりするそう。グロいけど、一部の人の癖にささりそう……
クジラの腎虫。このモヤモヤ全部寄生虫。クジラの内蔵はすごい量の寄生虫がいるんだって。
1階の展示は本を事前に読んでいたから説明できるものも多かったので、一緒に来た友人に解説した。多分今の僕は常人の何倍も寄生虫に詳しい。
さて、ある程度展示を見て回ったところでいよいよ大目玉行ってみようか!!
8.6メートルの日本海裂頭条虫(サナダムシ)!!
これが1人の男性から出てきたらしい。しかもその男性はこれがお腹にいたのに至って健康だったとか……
これが1番の目玉であることは知ってたので持参した「寄生虫館物語」の本を持って一緒に写真撮影!
これで小学生の頃からやりたかったことをひとつ達成したね!
これらはたくさんある蔵書の一部。
100年以上前の寄生虫の資料らしい。すごく綺麗なクオリティで残ってる……見るだけで圧倒されてしまう。
2階の奥には物販コーナーもある。Tシャツとか手ぬぐいも売ってた。しかし僕が最も魅力的に感じたのはこれ。
見えにくいかもしれないが、本物のアニサキスの入ったストラップ。いかにも寄生虫館らしいアイテムである。バッグにつけておいた。
ちなみに寄生虫館は結構経営まずいらしくて、寄付を募っているらしい。僕も1000円程度ではあるけど寄付してきた。希少な博物館なのでこれからも残っていて欲しいものである。
総括!とても楽しかった!関東に来て行きたい場所の1つだったので来れてとても嬉しい!ちょっとでも気になる人は、入館料無料なので行ってみてはいかがだろうか?