lothar’s diary

社会人1年目のSE雑記ブログ。毎日20時更新

川崎の宿場としての歴史はここにあり。【東海道かわさき宿交流館】

何の目的もなく街を散策するとき、あなたは何を参考にするだろうか?

とりあえず歩いてみる?ネットで検索してみる?それも方法としてはありだろう。

 

折角なので、そういうときの僕のおすすめを紹介しておきたい。それはGoogleMapで水色のところに行ってみる、だ。細かくは分からないけど、博物館とか美術館、ギャラリーとかがこのジャンルに入るらしい。入場無料の資料館とかもあるので時間を潰したいときにはおススメなのだ。

 

先日川崎に行った時、適当に時間をつぶす必要ができたので僕はこの方法を実践した。そこで出ていたのが、東海道かわさき宿交流館だ。正味よくわからんけど、どーせ暇だし行ってみることにした。

 

f:id:Lothar:20231022171016j:image

 

JR川崎駅から交流館に向かう道中でこんなものを見つけた。

「いさご通り」。なんとなく予想がついてきたけど、東海道って「東海道五十三次」のあれだろうか?確か日本橋から始まって大阪の方までのルートだったと思うけど、「宿」って単語があるから江戸時代の宿波街ってこと?


f:id:Lothar:20231022171019j:image

 

途中にはラッピング自販機。浮世絵ってことはおそらく間違ってないでしょう。全然知らなかったけど昔の川崎は宿場町だったのだろう。知らんけど。


f:id:Lothar:20231022171013j:image

 

自販機を過ぎてしばらくするとクソデカ看板が!!どうやらこの建物が交流館らしい。

入場無料。がらがらかなーと思いながら来たけど、中には思ったよりも人がいた。資料館あるあるの老人が多いが当てはまる。が、スタッフには若い方もいた。珍しい。

 

1階から4階まであり、展示スペースは2,3階。4階はイベントスペースみたいになっていて、1階はロビーだ。

とりあえず2階から見て回るとしよう。

 

f:id:Lothar:20231022171102j:image


f:id:Lothar:20231022171049j:image

 

うん、やっぱ僕の予想通りだったね。

江戸時代に制定された五街道のうちの1つ、「東海道」。その53ある宿場町の1つが川崎宿、だそう。

なんと2番目が川崎で、3番目が神奈川。

……いや近すぎない??って思ったけど、多摩川越えのポイントとして置かれていたらしい。川を渡るのは今とは違って大変なこと……というわけだろう。

 

ミニチュアで当時の川崎が再現されていたり、江戸時代の旅について細かく書かれていた。なかなか興味深い。

個人的に驚いたのは江戸時代から「タバコ」が存在していたこと。煙管で吸うタイプだけど、江戸時代から既にたばこ屋があったそう。勝手に明治からだと思っていた。

 


f:id:Lothar:20231022171056j:image

 

そんで驚いたのがこれ。なんかこの着物、試着OKらしいよ。

それだけで数千円取られることだってあるんだから、いくら試着とは言え無料で試せるのはかなりアド。

 

ある程度2階の展示を見終わって、次は3階。

3階は江戸から近現代にかけての歴史とかを展示していた。

その中でも特に魅力があったのはこれ。


f:id:Lothar:20231022171059j:image

 

実際に使われていた木札、だそう。

これは迫力あったね。なかなか興味深い。って言うか数百年前の木札がこんなに綺麗にのこってるんだね、それが驚き。

 

――さて、3階も見終わって、ロビーに戻る。

中々面白かったね。川崎にこんな歴史があるなんて知らなかった。なんか治安悪い町ってイメージしかなかったから解像度あがったね。来てよかったと思える、良い施設だった。ちなみに川崎宿は今年で400周年らしい。

さて、GoogleMapの水色はこういう無料でいろいろ見ることのできる場所が多いので街中で暇になってしまったときにはおススメである。ぜひ試してみて欲しい。

 

最後に出ようとしたとき、このようなものを見つけてしまった。


f:id:Lothar:20231022171053j:image

 

――ご、御朱印巡り????!!!!!

こんなんやるしかないやん!!話を聞いたらこのイベントでしか御朱印やってない神社もあるそう。

さて次回、川崎御朱印巡り編です。