本日やってきたのは、東京都北区の飛鳥山公園内にある紙の博物館。
マジでどんなところか知らないけど「王寺駅周辺のなんか面白いところないかなー」って調べたら見つかった博物館である。この間「折り紙会館」に行ったこともあり、最近紙にちょっと興味ある。パピルス作ってる動画をYoutubeで見つけたりもしてるから、歴史とかあると結構楽しそうだなぁ、思ったのよね。
ちなみにこの紙の博物館のある飛鳥山公園には「北区飛鳥山博物館」と「渋沢資料館」という施設がある。文化的価値の高い公園になっている。紙の博物館の入場料は400円だけど、3施設全部回れるチケットは800円。しかも期限半年。これは結構お買い得だなぁ、と僕は思った。
では、中回っていくとしますか!
入ってすぐのところにあったのは抄紙機という紙を作る機械の原始的なやつ。ちなみに抄紙機は「しょうしき」と読む。僕はこのことすら知らなかった。
2階から4階まであって、2階は紙の作成方法などの展示、3階は子供向けのリサイクルや紙の原材料の展示。最後の4階は紙の歴史と日本最初の製紙会社の歴史の展示だ。
2階の展示だけでもかなり面白くて、1から製紙の流れを知る機会ってなかったからかなり興味深かった。普通に4,50分くらい見ていた気がする。その中でも興味深かったのはこれ。
抄紙機ドライヤー鏡板。
紙の作成工程で言うと、最後の方に使うやつ。このサイズの板が製紙に使われていると思うと、紙という身近なものでもすごいスケールで作られているんだな、って思う。
3階は紙の作り方の原理とか展示してた。どんな草からでも髪は作れるそうなので、いつか雑草から作ってみたいね。
4階でまず目に入ったのはパピルス!!最初の紙として紹介されてた。
パピルス草という草の繊維を縦横に並べて作るそう。世界中の昔の草が展示されている。あとは特殊な紙の技法が所狭しと並んでいた。
僕が特にすごいな、と感動したのをいくつか紹介。
金唐革紙。ちょっと浮かせて文様を入れた紙。これを入れるための木のやつも置かれていた。綺麗だよねぇ。
透かし紙。さっきのやつと似たような技法で作られるそう。後ろから光を当てると模様が浮かび上がる。すごい美しい技法だよね。これが障子に使われていたらなんかおしゃれだよなぁ、と思いながらしばらく眺めてた。
これ、今回の一番のビックリポイント。
紙の服だって!!そんなのあんの?もう何でもアリじゃん!!ってなった。なんか説明読んだ感じ、江戸時代は結構普通に使われていたらしい。結構ちゃんと服だったんだよねぇ。儀式用とかなら普通に使えそう。
最期のビックリ。紙長門のひょうたん。これも紙で作れてるらしい。嘘でしょこれ。
もう何でもありだろ。すごいな。
だいたい2時間くらいかけてゆっくり回りました。とっても楽しかったです。
紙に興味ない人でもおススメ。これ見ちゃったら興味出てくるよ。
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