Javasilverに挑戦しようと思った話
SE会社に未経験で入社して、最初のプログラミング演出で触れたのはJavaだった。
プログラミングはPythonを大学の授業でちょっとだけ触ったことがある。……から基本的な考え方とかは何となく共通してるとこがあって、研修中につまづくことは無かった。
研修もだんだんと開発演習に入ってきて、Javaからちょっと離れた頃に、同期が「javaの資格を取った」ということを聞いた。
--javaの資格ねー。取れる難易度なら取っちゃいたいけど、どんなもんか分からんし……とりあえず話聞いてみて、楽そうなら取ろうかな。
……というわけで、僕は資格を取ったという同期に話しかけた。
「休憩中ごめんねー、javaの資格取ったって聞いたんだけどそれについて教えてくんない?気になっててさー」
そう尋ねると同期はペラペラ話してくれた。
曰く「何周か参考書をやったらイける」「研修中に出た内容がかなり出る」「未経験でもワンチャンあるくらいの難易度」、だそう。
そして一番魅力的だったのが、「その資格を取ると会社からインセンティブが出る」ということだった。SIerの企業なら資格取得でインセンティブが出るのは珍しくない。うちもどうやらそれがあるらしい。
今の知識+αで取れるなら挑戦してみようかな?そう思い、僕はその日の帰りに参考書を購入した。
俗に「黒本」と呼ばれる。Javasilverの参考書だ。
Javasilverとは、現Javaの権利を有しているOracle社が提供しているjava能力試験の2段階目だ。
Bronze→Silver →Goldというふうに難易度が上がっていく。つまりこれを取れるとJavaちょっとデキルと証明するような資格だ。
まずは問題集を1周してみた。
確かに研修中に出てきた内容が多い、だが「はぁー?なんだその仕様?知らんが?!」ってものも多かった。
特にラムダ式とモジュールは全くやってなかったので、黒本読んで何とか理解した。
そんで黒本には2回分の模擬試験問題がついている。それを解いてみた。
結論、正答率56%。合格ラインは63%。
--不合格!
……なわけあるかい。1周だけやって半分取れたなら充分じゃろ。
感覚的にはあと2周くらいすれば行けそうな感じ。なんかアホ難しくて全然ムリって難易度では無い。
まーあと1周解いてみて、その後にもう1個の模擬試験解いて決めようか。そこで合格ライン越えられたら月末に受験してみるとしよう。
ちなみにこの資格試験はゆるーい感じで受けない方がいい。なんと受験料が32340円もする。一発合格なら受験料も会社から出るので問題ないが、不合格だった時はかなり痛い出費になってしまう。
--なので申し込みは慎重に決めなくてはならない。……でもまぁ、行けそうな気がすんだよなー。