新宿のワンタン麺屋さんの話
「飯」
仕事終わり、スマホを確認すると友人からそのようなメッセージが来ていた。彼とはだいたい月2,3回ご飯に行く関係でお互いにご飯行きたい時にメッセージを送っている。
まー僕はフッ軽なので基本断らない。「いいよー」と返して集合場所を決める。
さて……この間はアキバで天ぷらだったけど、本日の彼は麺がご所望らしい。いいじゃん、麺。
とりま今日の集合場所は新宿に決定した。オフィスからだと結構時間かかるのよね。それでも帰り道の途中にはなるし、そもそも通勤1時間半かかるのが悪いってのはあるかもだけど。
友人は先に着いていたので、僕も遅れて合流。新宿西口のヨドバシあたりで落ち合った。
さて、んならまぁいつも通り歩いて良さげなお店を探しますかね!本日探索するのは新宿西口方面。なんか飲み屋もたくさんあるけど、今日は麺の気分なんだよな。友人に提案されて僕もすっかり麺食べたくなってしまった。
「家系は今なんか違うんだよな、ちゃんぽん〜?」
「それは違くない?」
「おっ、博多ラーメンあるじゃん。ここにしちゃう?」
「んー、いや!もうちょっと見ようか。」
なんて言いながら物色。今日はお酒飲む予定はないので居酒屋は毛頭パスだ。2人だけど、気分としては「孤独のグルメ」でゴローちゃんが飯屋探している時みたいな。そんな感じ。
そーして色々物色していると、興味深いお店を見つけた。
ワンタンメンの看板が出てんだけど、なんかワンタンバリ多い。2人して「めっちゃ美味そう」と立ち止まって見てしまう。
「今日ここにする?」
「よかやん。そーしよ」
そんでいざ入店!という時に僕はあることを思い出す。
「あっ、ちょっと待って……僕今日財布忘れてた」
そう、僕はこの日財布を忘れていたんだけど、そのことをすっかり忘れてご飯に来てしまった!!!
仕方が無いので今回は友人に出してもらって、次回僕が奢ることにした。
そんな一悶着ありつつも入店。僕はワンタンメンのご飯セットを、友人は肉ワンタンの麻婆丼を注文。
中国人っぽいカタコトの店員さんが注文とってくれた。スープが塩と醤油があり、どちらがオススメか聞くと「醤油。ワタシは醤油が好き」とカタコトと笑顔で答えてくれた。可愛い。
本命のワンタン麺の前に、チャーシュー丼とザーサイ。ちなみに友人がネギ嫌いと言うのでその分を貰った。ネギ盛りである。
中華のチャーシューというと、謎の香りがする日本人の口には微妙に合わないのを想像する人もいると思うけど、大丈夫。これはラーメン屋さんのチャーシューだ。おいしい。
そんで、本命のワンタン麺!
正直見た目以上に多い。ってかワンタンで麺見えてないし……まーそれもヨシ!
いただきます!まずはスープから1口。
……うん。シンプルな醤油だ。最近食べたのなら、「人類みな麺類」の醤油ラーメンに似てるかも。醤油そのものの味が色濃く出てる感じ。
麺はシンプルな細麺。んでも肉ワンタンの方が太麺だったので、ここもラーメン毎に麺を変えているのだろう。多分こだわりポイント。
そんで本命のワンタン!これのおいしい食べ方みたいなのがあって、まずはそのまま。次は用意された各種ソースをかけて食べるそう。
それじゃまずはそのまま!
アツアツで水が欲しくなるけど、生姜がよく効いていてちょーうまい!ワンタンはツルッとしていて独特の歯触り。
次に各種ソース。「ラー油+酢、塩しょうが、玉ねぎ甘酢、黒酢」の4種類。
この中でも僕と友人が特に好きだったのは、塩しょうが。これがね、絶妙な塩気で良いんですよ。ラー油が1番と思う人も多いと思うけど、これがいっちゃん美味かった。
ご馳走様!
食べ終わることにはお腹いっぱい。かなり量があったね。
けど、なかなか美味しかったので今後も麺の選択肢にワンタン麺を入れて置こうと思います。