川崎の東芝未来科学館に行った話
川崎の病院に2ヶ月に1度の診察に行った帰り。せっかく普段は来ない川崎に来たのだから、何もせずに帰るのは勿体ない!ということでなんか行くとこないかな?と探してみた。
とりあえずGoogleマップで川崎駅周辺を見てみる。そこで見つけた面白そうなのが「東芝未来科学館」。どうやら川崎駅近くにある、あの東芝の科学館である。
まぁ科学館ってのはアレだ。夏休みに小学生が行ったりする施設だ。元素のについてやら色々科学的なことを面白おかしく展示している施設である。
ちなみにGoogleマップの詳細説明にはこう書いてある。
東芝の歴史と最新技術を紹介する無料の体験型科学館
ここが入館無料で、事前予約制らしいので、病院のついでに行くのにちょうどいいかな〜ということで行ってみることにした。事前予約制なら結構空いてるだろうしね。
川崎駅すぐ横のラゾーナ川崎内に出ている看板に従って進んでいき、エスカレーターを降った先に……
正直東芝になんの興味もないし、無料だから来ているだけみたいなとこある。ほんとに楽しめるだろうか?
土曜のお昼間ということもあり、お客さんはほとんど子供連れ。男二人で来てる僕はちょっと異端かもしれない。
入ってすぐのところにある大画面はなんかのゲームができるみたい。けど、子供たちが並んでいるのでそこに大人が並ぶのは野暮だろう。本日はそんな子供優先の観覧方式なので、一部見れていない所もある。
それでも体験出来る展示は沢山あった。
これは太陽光パネルの発電量の分かる展示。パネルに当てる光量を調節すると、発電量が変わる。
どうやら光量最大から数段階は発電量がほとんど変わらないらしい。
光が強ければ強いほど発電できる訳では無いことが分かる。
風量発電のベアリング(本物)。
これは他では見たことないね。ってか風力発電にベアリング使われていることすら知らなかった。ちなみに実際に回せるけど結構重い。
改札の中身。
「何でコーディングされてんのかな?」
「Cじゃない?」
「Cかぁ〜。まぁ昔からあるしね〜」
なんて通りすがりの子供が聞いたら「何言ってんの?」って言われそうな会話しながら見てた。意外と普段見れないものが多いから楽しいね。
ちょうど13:00から科学ショーがやるらしいので、こちらも参加してみた。完全に子供向けのショーだったけど、ネオジム磁石使ったり、色々知らないことがあったりして中々楽しめたね。まー子供向けではあるけど。
ショーも終わってだいたい回り終わったかなー、なんて気分な時。入口近くに別の展示があったからそこに寄ってみることに。
正直ここまでなら「子供と行くなら全然ありだな〜」くらいの感想だったんだけど、このコーナーでその評価は180度変わった。
そこはヒストリーゾーンという、東芝の歴史に関する展示のされた場所だった。
創業者の作ったからくり人形から、これまで東芝の作ってきた様々な電化製品などが展示されていた。さすが東芝と言うべきか、実質日本の電化製品の歴史展示と言っても過言では無いレベルだった。
カラクリの鳥。なんか動くらしい。
東芝もこんなところから始まってると思うと、なんか感慨深いよね。
なんか緻密な西洋時計。なんかカッコイイ。
日本最初の電球?フィラメントが竹でできてるみたい。
なんとこれPC!
メモリがブラウン管でできてるそうで、かなりの骨董品。この辺から僕は興奮してきた。
そりゃデスクトップPC持ってたら多少なりともPCに興味が出る。昔のPCとかそうそう見えるもんじゃないからね。
ワードプロセッサだって!!!
うわー!ちょう打ちたい!打鍵音どんな感じかやってみてぇ!でも触っちゃダメだからね!我慢します。
エンターキーが「復改」なのウケるよね。
世界初のラップトップPC。
これは世界最小のHDDだそう。通常のを見慣れている人なら分かると思うけど、かなり小さい!!小さすぎてちゃんと使えるのか不安になるレベル!
これも東芝作だと思うと、かなりすごいよね。
--いやー、めちゃくちゃ楽しかった!
少しでもPCの知識があればそれだけで充分楽しいね!展示も子供が楽しめる内容にはなってるけど最新技術の紹介も多くて、大人でも充分楽しめた!
川崎で「なんかないかなー」と思った時はぜひ寄ってみて欲しい。