ニキビの薬、ディフェリンの副作用がすごい
ニキビの治療が皮膚科でできる。これは今では、結構有名な話だと思う。
もちろん僕も大学……いや、高校の頃からその事実は知ってはいたんだけど、洗顔や化粧水で何とか対処して、花粉症の炎症とかが酷い時だけ皮膚科に行くようにしていた。
今まで行かなかった理由はシンプル。お金だ。
……いや、保険適用でかなり安く済むのは知ってんだけどね。3割でも払うの辛いくらいお金がなかったのよ、大学時代の僕って。
しかし、新社会人となってしばらく経った今ならそんなこと問題にはならない。
……というわけで、5月。花粉症の後遺症で皮膚が痒いのもあり、皮膚科を受診した。
その時は、まず腫れを治そうみたいな感じだったので、抗炎症作用のある塗り薬だけ貰った。
ニキビのことを話すと、「まず炎症抑えてから治療しましょう」との事だった。
あ、これは数年前に得たカルチャーショックだけど、痒いニキビの時はシンプルに炎症なことが多いので皮膚科行くと世界が変わります。それまでニキビと思っていたものは、ただの炎症だったということが昔ありましてね……
そんな前回の診療からはや2ヶ月。前回貰った塗り薬が少なくなったこともあり、僕はもう一度皮膚科を訪れた。
そんで今回、ディフェリンというニキビ治療薬を貰ってきた。
こいつ。どうやらニキビの元から治療する薬で、1年くらい継続で使うらしい。
んで、最初は痒くなったり、皮剥けたりする副作用が出ることが多いから気をつけてね、とお医者さんに言われた。副作用出ても、最初2週間くらいで治まるから、初めはちょっとずつ試してね……とのこと。
それを言われて僕は、最初の3日くらいはおでこにつけて試した。うん……まぁちょっと腫れぼったいけど気になるほどじゃない。これくらいなら大丈夫だろう。
僕は4日目から顔全体に薬を塗り出した。5日目も同様。
そして6日目の朝。
--痒くて目が覚めた。
めっちゃ頬から顎骨にかけて痒いんですけど!!!寝れんくらい痒いんですけど、鏡見たらすごく腫れてんですけど!!!!
いや……お医者さん言ってたからね。顔洗って保冷剤直で頬をつけて冷やしますよ。言ってたからね。
その日から数日は痒いのが続いた。その間はさすがに無理すぎて薬塗らなかった。
8日目くらいにはポロポロ皮が剥け出した。なんか日焼けした時みたいな剥け方だ。未だに全体的に腫れぼったいし痒い。しかも化粧水つけるとめちゃ沁みる……
おかげで人に会う時は、ベースメイク濃いめにするしか無かった。酒飲んだ時みたいにもう真っ赤よ。
……そんで10日目。ようやく痒みが収まってきたので薬を再開。まだ腫れぼったくはあるけど、痒みはだいぶ収まった。でもまだ化粧水は沁みる。
事前に聞いていなかったらキレ散らかしていたことだろう。……って言うかなんでおでこは大丈夫なんだよ?ねぇ?僕のおでこさん?聞いてる?
ちなみに鼻も全く問題なかった。頬と顎骨のラインだけ、地獄のかゆみと腫れぼったさだった。
ま、まぁこれでニキビ改善するなら良しとしようじゃないか。効果出始めるのは3ヶ月後くらいかららしいので、頬を冷やしながら耐えるとしよう……