lothar’s diary

社会人1年目のSE雑記ブログ。毎日20時更新

夏の風物詩が残暑の風物詩に……

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……今年の夏は暑かった。

これまでにないほどだったと思う。……といっても最近は毎年最高記録を更新しているように感じる。危険な暑さという言葉を聞くようになったのもここ数年の出来事だ。

夜も数年前ならエアコンなしでも寝れたけど、今じゃもう無理だ。

 

おかげで僕は基本的にヒキコモリ。家から出らず、外で遊ぶ機会もめっきり減ってしまった。必要な買い物に行くにしても陽が沈んで、多少涼しくなってから。外に出ると汗が吹き出し飲み物がないとやってられない状態になるのだから、それも仕方ないだろう。

 

だがしかし、僕は暑さは嫌いだけど夏が嫌いなわけじゃない。

入道雲は一番好きな雲だし、強い日差しで現れる陽炎もいい風物詩だと思っている。夏の空気が僕の瞳に見せる景色は、僕になつかしさのような何かを感じさせる。僕はその感覚が好きで、たまに近所の公園で過ごしたりしていた。

日陰のベンチで、自販機で買ったサイダーを飲みながらのんびり過ごす。燦燦日光と入道雲、こんな猛暑でも騒がしい子供。うん、いい景色だ。

 

しかし、例年ならあるはずのものがなかったりもする。それはだ。特に。僕は蝉自体は見た目キモイし、おしっこかけてくるのでそんなに好きじゃないけど、蝉の鳴き声に関しては嫌いじゃない。例年ならうるさすぎるくらいに響き渡る蝉の声だけど、今年はなんだか控えめなように思った。

蝉に関しては多少残念だけど、いいこともある。それは蚊がいないことだ。あまりに暑すぎたんでボウフラの時にいた水が蒸発してしまったのだろうか?ほんとに全然いなかった。

暑さはかなりきついけど、蚊がいないのは少し快適になったように感じる。

 

 

――そして、だんだんと暑さも和らいできた9月。

未だ例年で言えば真夏くらいの気温だけど、8月のような危険なほどではない感じ。それに9月なら、暦的にはもう残暑の季節だ。

そんな時でも僕は変わらず、時々公園でのんびりしている。

 

だからこそ、違いがよく分かる。

暑さが和らいで少し快適になったが、その分、不快な要素も現れた。

そう、だ。あいつら暑さが和らいできたせいで、今めちゃくちゃ発生しているのだ。もうものすごい数である。

10分もいなかったのに、かなりの箇所刺されてしまった。真夏には必要なかった虫よけが今になって必要になるとは……

 

今年の夏に限るのかもしれないけど、夏の風物詩であったはずの蚊は、残暑の風物詩になってしまった。

それは嬉しいことのような……悲しいことのような……時代も気候も変わっていくんだなぁ、なんて思いましたとさ。