世の中には、思ったよりも無料でも楽しめるところはある。そんなジャンルで調べることは難しいけど、グーグルマップで見てると何かの展示や入場無料の科学館とか自分の思っているより色々あるものだ。
僕はそういうところが結構好きだったりするので、特に目的も持たずに街を訪れてその場で情報収集して行くところを決めることも多い。
先日新宿に遊びに行った時も、そんな感じだった。
テキトーに遊んで、カフェに立ち寄って「えーなんか無いかなー?」なんて言いながら周辺のグーグルマップを眺める。
探す時のポイントとしては、マップの水色のやつを探すとよい。文化系のやつは水色で出るので、タダで楽しめるところはこの色に多い。
この時に見つけた面白そうな場所は2つ。
- 夏目漱石終焉の地【新宿区指定史跡】
- NikonSalon / THE GALLERY
1は面白そうだけど遠かった。レビューにあった「漱石三昧」というフレーズはとても気になったので、いつか行ってみようと思う。
NikonSalonの方は新宿東口の方のビル内にあるらしい。アートギャラリーとNikonのカメラの販売店をかねているようだ。
ギャラリーは見るのにお金かかるとは書かれてなかったので、これはワンチャン無料説ありますね。
最近写真ちょっと興味あるからちょうどいいかも!行ってみますか。
駅から歩いて5分くらい。目的のビルは新宿エルタワー。入口に関係者以外立ち入り禁止という貼り紙があってちょっとビビったけど、ちゃんと目的あるので問題ないはず。
目的の階は28階。結構高いよね。
エレベーター降りたところで撮った写真。夕暮れの新宿を上からパシャリ。
この高さから見れるのは以外と少ないかも?これだけで来た価値あるな〜、なんて思ったり。
入って最初のとこはカメラが並んでた。普通に50万とか置いてあったりする。店員さんに聞けば色々教えてくれると思う。念の為ギャラリーを見るのにお金がかかるのか聞いてみたら「全て無料でご覧いただけます」とのこと。
奥にはアートギャラリー。定期的に中身は変わるそうだけど、2人の写真家の作品が展示されていた。
ひとつはERICさんの「東京超深度掘削抗」。東京の人々の生活を切り取ったような写真。らしさの出たいい写真だと思う。
特にいいなと思ったのは部屋と人の写真。その人の生活が滲み出てるし、やっぱその人に会う部屋になっている。被写体の人の雰囲気が滲み出ていていい写真だった。
もう1つはReylia Slabyさんの「Finding Beauty」。まるで絵画のような美しい写真が並ぶ。
この写真はタイトルの通り、マジに美しい。それこそ絵画と見分けがつかないようなレベルの美しさ。世界の美しい一瞬を切り取ったような……そんな写真である。
2つともかなり楽しくてたっぷり1時間ほどかけて見入ってしまった。
かなり面白かったし、新宿の高層階から街並みを見れる機会ってそんなに多くないと思うので、気になったら寄ってみてはいかがだろうか?ギャラリーの内容は定期的に変わるそうなので、僕もたまに見に行こうと思う。