lothar’s diary

社会人1年目のSE雑記ブログ。毎日20時更新

鶏むね肉は茹でるだけ

 

鶏むね肉は家計の味方である。肉の中でも1番安いのは鶏肉であり、その中でもむね肉が安さのTier1になることをご存知の方も多いだろう。

福岡なら100グラム60円台。上京してから100グラム100円を切らないことに衝撃を受けたけど、それでも他の肉と比べれば安い。

 

土日に必ずラーメンを食べに行くという外食多めの生活をしている僕にとって、普段の食費はできるだけ抑えたいもの。ということもあり僕は鶏むね肉を食べることが凄く多い。パスタの次に多いと思う。

 

故に僕は鶏むね肉レシピのレパートリーが多い。普通に塩コショウで焼くから、照り焼き、鶏ハム、よだれ鶏etc......それらの料理はレシピを見ずとも作れる。

しかし、僕は最近「シンプルに塩茹ですること」ばかりしている。特に凝ったことをせず、ぐつぐつ茹でて灰汁を取るだけ。

 

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こんな感じに切って茹でるだけだ。

料理めんどくさくなったの?って思われるかもしれないけど、そうじゃない。

僕の狙いは塩ゆでをした後の「茹で汁」だ。

 

 

 

水炊き、という料理をご存知だろうか?

福岡の郷土料理で、ざっくばらんに言えば「鶏鍋」なんだけど、この料理の本質は鍋では無い。茹でられることで鶏肉から滲み出る出汁である。

まず鶏肉だけで茹で、丁寧に灰汁を取り、鶏だしだけで白濁したスープにひとつまみの塩。そしてそれを煽る。

このスープがマジで美味い。純粋な鶏だしだけのスープ。これを飲んだあとに野菜とか入れて普通の鍋になるんだけど、僕はこのスープがマジで大好きだった。

 

このスープが、あの安い鶏むね肉でもある程度再現ができるのだ。

4,50分くらいかけてじっくり茹で、丁寧に灰汁を取る。この時油も一緒に浮いてくると思う。これは取っても別に問題ない。

灰汁はキチンと取らないと「臭み」になってしまうため、スープを取りたいならこの過程は丁寧にやるべきだ。

 

そうしてしっかり出汁が出切ったら、鶏をあげて茹で汁をコップに注ぐ。そこにひとつまみの塩。そしてかき混ぜる。

 

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白く濁ったスープを火傷しないようにちびちび飲む。……これがマジで美味いんですわ。鶏ムネだけだと実際の水炊きには及ばないけど、それでも十分美味い。

僕は在宅勤務がほとんどなので、昼休みに鶏ムネを茹でて業務中にちびちび飲んでいる。

 

これマジで安く美味いし、誰でも簡単に出来るからやってみて欲しい。んでも飲みすぎたら喉渇くから多くてもコップ1杯くらいで。

あと、茹でた後の鶏ムネ肉のいい料理があれば誰か教えて欲しい。

 

 

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