lothar’s diary

社会人1年目のSE雑記ブログ。毎日20時更新

小倉に求めていた豚骨がありました【濃厚とんこつ専門店 栗ちゃんラーメン 紺屋町店】

 

年末年始。福岡に帰省。したらばやらなくてはならないことは決まっている。博多豚骨ラーメンを食すことだ。

しかし、博多で食べたラーメンは個人的には豚骨を食べた!!と言いきれないタイプのラーメンだった。つまり僕のラーメン欲は不完全燃焼だったのである。豚骨ラーメン食べたい!俺の魂がまだ豚骨を求めている、と。

この不完全燃焼をもって神奈川に帰るかぁ……と思っていたのだが、思わぬ所で僕の豚骨欲は満たされた。

 

福岡から神奈川への帰宅途中。友人と遊ぶために寄った北九州は小倉。合流した友人が案内してくれたランチはなんと豚骨ラーメンだった。

 

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栗ちゃんラーメン。ここが美味しいらしい。

店舗の入口を開くと冬を感じさせてないほどの熱気。そして老舗豚骨ラーメン特有のヌルついた床。ふむ、これは間違いない。求めていたタイプの豚骨に違いない。

……まぁ正味床はちゃんと掃除して欲しいけど。

 

ここはどうやら替玉がないとの事だったので大盛りラーメンを注文。替玉をカエシで食べるのもしたかったけど、無いものは仕方ない。兎に角ここは美味しい豚骨の予感がビンビンする。期待しかない。

 

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こちらがそのラーメン。

おいおいおい!キクラゲおるやんけ!ネギと薄切りのチャーシューも!このシンプルさが福岡の豚骨やんなぁ!

あでも海苔もおるんや。珍しいね、君。

 

では、いただきます。まずはスープから1口。

--眠気を覚ますような豚骨が鼻を通る。家系ラーメンの鶏油とは違う、豚骨特有の膜を張るような脂。ともすれば白い脂の塊が出来そうなスープ。しかしキメ細やかなそれは舌に異様に馴染む……

 

うん、これだよこれ。求めていた豚骨ですわ。家系みたいな濃さじゃなく、豚骨本来の味を出し切るスープ。そしてそれを邪魔しないレベルに抑えられた具材。正解。これ今の僕にとっての適合食材。

 

麺も程よい細麺。一気に啜るのが気持ち良い。麺に滲むしっとりとした豚骨。地元で味わいたかった味がここにあった。

行ったことない店行って冒険せず正直に長浜行きゃ良かったな……」なんて後悔が吹き飛ぶ。まさか小倉で出会えるとは。ありがとうIさん。

 

あっという間に完食。とっても美味しゅうございました。

お会計を済ませて外に出ると、冬の凍てつく寒さが肌を刺す。思わず上着を羽織る。いや、店の中あったかすぎるでしょ。ここまで温度差がある店初めてだよ。その点でも驚きだよ。

 

んでもとても美味しかった。不完全燃焼だった僕の豚骨欲も燃え尽き、関東の新たなラーメンに対しての欲がふつふつと沸き始めていた。

満足だ、ご馳走様でした。