年末、帰省ということで福岡に帰ってきた。
僕はラーメンが好きである。上京してからも週に1度はラーメンを食べる生活をしている。そんな僕が最も食べているラーメンは「博多豚骨ラーメン」である。
地元である福岡では、ラーメンと言えば豚骨ラーメンを指すくらいである。そんな空間に人生の9割身を置いていれば、最も食べているのが博多豚骨になるのは当然だろう。
そんな僕だからこそ、福岡に帰ってきたらラーメンを……博多豚骨を食べねば!とそう思っていたのだ。
が、しかし!最も行きつけのラーメン屋は正月休み!えーんえーん……どうしてだよォ……
しかし豚骨ラーメンは博多ならどこにでもある。……ので見かけたところに入ることにした。
歩き回って見つけたのは「赤のれん」。それなりに有名店らしいけど、僕は入ったことがない。
どーすっかなぁ……ここでもいいけど……と一緒に来ていた友人たちと話し合う。
「屋台とかもあるけどそっちまで行く?」
「屋台ってどの変やっけ?」
「キャナルの方」
「遠っ。ここにしよ」
ということでここになった。10分ほど並んでカウンターに通される。
僕はラーメン大盛りを注文。ほかの友人らは皆一様にラーメン定食だった。
こちらがラーメン大盛り。香ってくるのは豚骨。うーん、腹ぺこには効くね。
では、いただきます。まずはスープから1口。
口に入れた瞬間はまろやかな豚骨。しかし、豚骨特有のガっとくる脂感がない。じわりと下に広がりあとも残さず溶けるような味。
んー?豚骨と言えば豚骨やが……定番の豚骨とはちょっと違うな?まぁおいしいけど。
んで、気になるのは麺。細麺ではあるんだけど、なんと平打ち。平打ちの細麺ってのは初めて見たね。これはなかなか新体験。
同じ細麺でも打ち方で食感ってかわるんやなぁ、なんて思いながらすする。まだまだいけそうだったので替玉。
替玉の麺見たら分かるだろうか?麺が平べったいんだよね。
平べったいせいで麺同士が引っ付いて替え玉がスープにほぐれなかったんだよねぇ。これは流石によくない。ラーメンは普通においしいけど替え玉はちょっと微妙かな。
お椀に店名書いてあった。
博多ラーメンの中では比較的あっさりめだから女性とか胃が弱い人は食べやすいかも。
友人曰く「ラーメン定食のチャーハンが美味しかった」そうなので、ラーメン単品ではなく定食を食べることをオススメします。
後日談
あとから母に赤のれんに行ったことを話したら「あそこ確かラーメン以外のものが有名よね」との事。ちゃんと調べて行くべきだね、ラーメンってのは。