ちょっと野暮用で川崎へ。用事は午前中にあって、それが終わって時間は午前10時。川崎にあるお気に入りのカフェに行こうと思ったけど、そこの開店は11時から。うーん、1時間ほど暇である。
まだ朝ごはんも食べてないし、朝昼兼用でご飯でも食べるかぁと飲食店を探す。しかし、どこもかしこも開店11時。24時間営業のお店くらいしか空いてない。
それでも別にいいねんけど、出来れば行ったことないところに行ってみたい。というわけで他を探してみる。
そんで見つけたのがここ。
三田製麺所である。美味しい美味しいという話はよく聞くけど未だ行ったことのないお店である。
「さんだ」と読むのか「みた」と読むのかすら分からないけど、所々にあるのは知っている。ここがなんと10時からやっていた。開店したばかりで人も少ないし、いくなら今しかない。
というわけで入店。カウンターに通される。メニューに目を通してみるとラーメンではなくつけ麺のお店のよう。僕もつけ麺経験値がたまって色々勝手が分かるようになってきたし、ちょうどいいね。
なんか飲み屋のメニューみたいなのもいっぱいあった。テーブル席もあるし、食べるついでに飲めるお店っぽい。
しかし朝から飲むつもりはない。つけ麺を頂くとしよう。
全部のせ特濃つけ麺を大盛りで。小盛から大盛りまでは値段変わらないらしい。それならいっぱい食べるに決まっている。
麺が極太麺なので提供に時間がかかるそう。実際に多分20分くらいはかかっていたと思う。
これがそのつけ麺。まずは麺だけで食べて見てほしいとのこと。美味しそうじゃん、いただきます。
まずは麺だけ。うん、コシつよ!良い歯ごたえである。しかもしっかりとした小麦の香り。なるほど、確かにこれは美味しいわ。
次は汁につけて頬張る。うーん、やはり濃厚。魚粉のおかげか魚介系の出汁を強く感じる。しかしその奥に他の出汁もいる。しかし、多彩すぎるせいかそれが何かを断言できない。だが同時に美味しいということは断言できる。
麺が大盛りだったせいなのか、それもとベタベタに汁をつけていたのが良くなかったのか……後半は汁がだいぶ少なくなってしまった。麺だけでも十分美味しいけど、汁があってこそのつけ麺。これではただの麺である。
汁が残っていなかったので、つけ麺定番の残った汁を出汁スープで割って飲むやつも出来なかった。これだけは少し残念である。
ちなみに読み方は「みた」でいいっぽい。麺が特に美味しかったので、小麦香る麺が食べたい時はまた行こうかな、と思った。