去年の10月頃のことだったろうか。僕は初めてマーダーミステリーなるものをプレイした。TRPG、人狼などなどの要素を兼ね備えた新感覚テーブルゲームである。
マダミスの中でも有名なシナリオである「狂気山脈」の三部作を全部プレイした。追加で先日販売されたばかりの2.5章まできっちり遊んだ。これがかなり楽しかったので、別の界隈(よくTRPGする所)でも「僕GMするからやらない?」とめちゃくちゃ誘っていた。
プレイ人数が足りないんだよなぁ……って最初はなってたけど、何とか人数を集めて開催することが出来た。マダミスのGMは初めて。TRPGよりは簡単だと思うけど、少し緊張するね。
遊ぶのは自分の遊んだ「狂気山脈」の一作目。プレイヤー経験のあるシナリオなので、それなりに進めやすいはず。
不安要素はプレイヤーに1人韓国人がいること。日本語のコミュニケーションはなんの問題もないんだけど、漢字が読めないんだよね……ハンドアウトが漢字だらけのめちゃ長文章だから、これをどう説明したものか……と悩んでいた。
けどね、これは杞憂でしたわ。なんと韓国語版もありました。いやホントマジで助かる。GMがいちいち翻訳しながらでも出来るだろうけど、その分プレイ時間伸びるだろうからね……
ーーいよいよ当日。時間通りに全員集まらないというトラブルがあり、1時間半くらい遅れてスタート。うーむ、結構時間かかるんだよな……
仕方ないので途中までプレイすることに。半分までプレイして、残りは後日開催することになった。
GMとして粛々とシナリオを進めていく。みんながだんだん疑心暗鬼になって、謎の解明に進む感じが傍から見てて面白い。
面白くなってきたところで前半終了。追加ハンドアウトを配ってその日は終わりにする……予定だったのだが。
「何時まで行ける?」
「できそうならやっちゃわない?」
そんな声がどこからともなく上がった。まぁ全員が行けると言うなら続けようじゃないか。ということで終了予定時間は大幅に過ぎることになるが、このままラストまでやることに。
結果だけ言うと、黒幕側の勝ちである。
途中黒幕側があまりにも有利過ぎたのでGM裁量でヒント出したりもしたけど……流れには逆らえないって感じだった。
GMやった感想としては、楽しんでる人とそうでない人は明らかに分かるね。大多数は楽しんでくれてたんだけど、明らか楽しくないんだろうなって人もいた。少し残念だが、ゲームには合う合わないもあるし仕方ないだろう。もう少し僕のGMとしての実力があれば楽しませられたのだろうか。
までも大半は楽しんでくれたようなのでそれは良かったと思う。