前提
既にカレー屋さんでおなかいっぱい。
カレーを食べて腹を満たしたあとは、さてどうするか。遅れて合流する予定の友人が1時間後くらいに来るそうなので、それを待つ間に下北沢を散策することにした。。ぼっち・ざ・ろっくの聖地巡礼をしたり、街中のいいなぁと思った所を写真に納めたりしながら、練り歩く。
ーー1時間後、友人合流。
「おーす、おひさー!昼飯食べた?」
「まだ食べてない」
「やっぱね、じゃあ俺らは飯食べてるし、軽食取れるようなとこ行こ」
ということで、軽食を取れる飯屋さんを探すことに。僕らすでにカレー食べてるからね……ガッツリ一食は中々キツいですよ……
なんか良さげなお店がないか、下北沢の街を聖地巡礼も兼ねてもう一周する。しかし特にいい感じのものは見つからず、単にぼざろ聖地巡っただけになった。
このままじゃ埒が開かないので、駅前で配っているチラシの中から良さげな店選んでそこへ行くことにした。
お腹の空いた友人が選んだのは「カブトシモキタ」というお店。サムネイルとして載っている飯の写真を見るに……タコ焼き?まぁこれなら大丈夫か。
――ということでやってきた。
ふーむなるほど……なんかやんちゃな感じのお店やねぇ。看板に載っているのはなんと10段のハンバーグ。ふむ、今の僕では間違いなく食べられない。ちなみにたこ焼きだと思っていたものはメンチカツらしい。んえ……なんか想定していた店と違くない?
しかし、また別のお店を探すというのも少しめんどくさい。うん、ここでいいか。僕は飲み物飲むだけだし。
店内はカウンターのみで現代建築のようなデザイン。そんで厨房がよく見える。店員さんはみなお若く「いらっしゃいませ!」の声にはハリがある。
さて、僕はクランベリーのジュースでも飲むかと思い、注文すると、
「……あの、おひとり様ワンフードでお願いします」
思わず隣の友人に目配せする。
……いける?
……むりだろ。
……多少少なそうなやつにしよう。ハンバーグとかは絶対無理だ。
……よし。多少軽そうなメニューを選ぼう。
目だけの会話で認識を合わせる。
そこで選んだのは僕がペペロンチーノ、友人がピザ。ちなみに腹ペコの友人は4段ハンバーグを注文していた。
食事を待っている間、厨房がはっきり見えるので、その雰囲気を良く感じられる。これは悪い意味と受け取らないでほしいが、なんか大学のサークルみたいな雰囲気である。どことなく緩いというか……うーん、陽キャの雰囲気?そんな感じのお店である。
でもそれを客にも無理矢理押し付ける感じがないのはよいね。僕は陰キャだけど、居心地は悪くなかった。
そしてそういうところの飯というのは、大抵の場合、インスタ映えする料理である。
それはペペロンチーノ1つとっても同じようで、結構ちゃんと映えそうな盛り付けをされている。しかも普通にめちゃ美味しい。
正直食べられるか、かなり不安だったけどペロリと完食。お、おいしかった!
軽食と思ったらふっつうにちゃんと飯屋だった時には驚いたけど、結果的においしいもの食べられたのでヨシ!!次回来ることがあれば、ちゃんと腹を空かせてから来たいね。10段ハンバーグはかなり興味ある。