友達と遊びに行ってきた下北沢。ここに行くときに僕はカメラを持ってきていた。先日会社の友人にカメラの使い方を教えてもらって以来、僕はカメラで様々な景色を撮るのが楽しくなっていた。
本日はそれが主目的ではなかったが、せっかく持ってきたカメラに、独特の下北沢の雰囲気……この街をカメラに納めるのはきっと楽しいに違いない。そう思ってカメラを肩にかけて、友人たちと街を練り歩いた。
まず魅力に感じたのはやはり裏路地。この雑多な感じがこの街の印象を表している。若々しさの中に陰りがあるような、そんな気質。落書きや、露天に並べられた古着からそんなものがにじみ出ている気がする。
ちなみにガッツリ人の顔が映り込んでいたので、消しゴムマジックなるものを使わせてもらった。よく見るとちゃんと歪んでいるので、どこに人がいたかわかるかもしれない。
うまく撮れた気がする。黄色い綺麗な花。名前はよくわからない。駅前からちょっと路地に入ったところにあった。下北沢らしいと言えばらしいし、らしくないと言えばらしくない。
これがストリートの脇にサラッとあるのは味がありすぎる。何に使われていたやつか分からないけど、ちゃんと実用されていたやつなんじゃないの?これ。
しばらく歩いたらいつのまにか住宅街に迷い込んでいた。そんな住宅街の坂を撮影。奥まで続くような道、好きなんだよな。
メインストリートは国籍もタイプも様々だったのに、この辺りは住人と思しき日本人の老人や家族連れしかいない。僕にとっては遊び場のようである下北沢にも人の暮らしがある。
住宅街を超えた先でマルシェ的なものをやっていた。そのあたりはもう世田谷代田の近くで、高級そうなお店の立ち並ぶ、下北とはまた違う雰囲気の区画。
そんな中にお淑やかに咲く花。遊歩道に程よく華。ヒナゲシのように堂々と咲くのも好きだけど、こういう咲き方するのも好き。ツユクサとか似た雰囲気だよね。
ちなみに何の花かは知らないので誰か教えて欲しい。
下北沢での聖地巡礼といえばぼざろ。至る所に劇中の景色があるからガチファンにはめちゃくちゃ楽しい場所だよね。でもにわかファンの僕には「ここ何の場所やったっけ?」ってなる場所ばかり。そんな中で数少ない劇中の場所と一目で分かったのがここ。
僕ら以外にも如何にもなオタクが何人かいた。
ーー以上、街中スナップin下北沢でした。
カメラ持って街歩くと、気になるものが色々あるね。とっても楽しい。