沖縄料理……僕は定期的に食べたくなる。
沖縄は一番よく旅行に行った土地で、多分一般的な福岡県民よりも知識らしいあると思う。僕はこの沖縄の飯がかなり好きだ。ソーキそばに始まり、チャンプル、謎魚、島らっきょう……沖縄独特の味覚、それらの印象は強烈で美味である。
東京という土地のいいところは、各地の味覚が集まっていること。それは沖縄も例外ではない。日中遊び回って歩き疲れた僕らが行ったのは、渋谷の沖縄料理店、あしびな。駅から徒歩5分かかんないくらいの場所にある、前から少し気になっていたお店だ。
最初はサワーで乾杯。このサワーはね……なんだっけ?柑橘系の酸味あるやつだったんだけど、シークァーサーではなかったんだよな。でも美味しかった。
ソーメンチャンプル。
チャンプルとは沖縄の言葉で混ぜるを意味する。かの有名なゴーヤチャンプルもゴーヤ混ぜ混ぜ的な意味合いである。間違ってたらごめん。
なのでもちろんゴーヤ以外のチャンプルもあるんだけど、このソーメンのやつが中々美味しい。ただのソーメンだろうと侮るなかれ。よーわからんけど、癖になる味付けなのである。
海ぶどう。プチプチとした食感が魅力の海藻である。虜になる人が多いが、鮮度が低いと途端に食感が悪くなり、磯臭さの出てくる食材である。
ここで出てきたのはマジで磯臭さ皆無で、プチプチ感も満点だった。東京でこれ頼むのは少し不安だったが、今回は当たりである。
これはもう沖縄関係なく美味いだろう、ラフテー。豚を煮込んだ沖縄風角煮。ほろほろと柔らかい上に味もよく染みている。こんなん美味しくないはずがない。オススメの品。どこ行ってもハズレなし。
おつまみセット。上からミミガーの梅水晶、ポテサラ、クリームチーズ。
ハズレな訳がないお酒のお供。ちなみに僕は泡盛は飲めないのでずっとサワーである。こんときはシークァーサーだったはず。
天ぷら。紅芋、もずく、ゴーヤ、イカ、謎魚。謎魚の名前一生覚えられん。濁点の多い名前だった気がする。
誰も美味いが特に食べて欲しいのはもずく。あんまり沖縄意外では見ないやつだ。個人的には島らっきょうの天ぷらが食べたかった。それがなかったのは唯一残念。
〆には沖縄そばを。普段ならソーキを選択するところだけど、さっきラフテー食べたしなぁ……ということでアーサーそばを。アーサーというのは沖縄の言葉で海藻のこと。
沖縄そばのさっぱりとしたスープに海藻は中々よし。でもやっぱソーキのパンチには勝てないかなという印象。〆としてならこっちの方があっさりしてていいかも。でも沖縄の酒の〆はステーキなんだよな……
久々の沖縄料理を堪能させていただきました。唯一の心残りは島らっきょうがなかったこと。あれが一番好きなのに……料理食べたら普通に沖縄旅行行きたくなった。師匠に顔出しも兼ねて行こうかな……