僕の妹は、2つ下で今年就職した。業種は僕と同じエンジニア。半年間は研修で、その後本配属される。研修は地元で受けていたようだけど、配属の際に関東に越してくるらしい。研修と配属で場所違うと引越しとか大変だよね〜。まぁ他人事だからいいんだけど。
そう思っていたら母から連絡。「引越しの日、手伝いに来てくれない?」その日は特に予定もなかったから二つ返事でOKした。そういうの本人から言うべきじゃねぇの?なんて思うけど、まぁわざわざ言うまい。
ーー当日。妹の引越し先の住所は教えて貰っているので昼前からぼんやり向かう。引越しで実家から持ってきた荷物はダンボール3つとキャリーケースだけ。僕の時に比べてかなり少なめである。引越し業者も使ってないとの事。
妹の家に着くと最初に出迎えたのは母だった。どうやら手伝いに来たらしい。前に見た時から全然老けてなくて、歳不相応に若々しい。まぁ元気そうで良かった。
部屋に入るとまぁまぁ広いワンルーム。少なくとも前僕が住んでいた家よりは広そう。都内でこれはなかなか高いんじゃないかと聞いたら、会社から家賃補助が出るとの事。おぉう、羨ましい。
部屋の真ん中にはいくつもの未開封ダンボール。これが本日僕が駆り出された理由らしい。ロフトベッドを買ったので、その組み立てに男手を必要としたそうな。
まぁそれならと早速組み立てに取り組む。結構ややこしかったり、母と妹が「ああした方がいい」、「こうした方がいい」と言い合ったりして、結局3時間くらいかけて完成。
ぐぁぁぁ疲れた〜!お腹空いたからご飯いこ!
それで行ったのはファミレス。サイドメニューのサラダが妹と同じもの選んでて、兄弟やなぁと思う。ここの支払い出そうかと思ったが、母が出していた。親として最後に出来るだけ色々してあげたいのだろう。
その後はホームセンターで足りない日用品を購入。それを持って帰宅。したら次は「机を組みたてたい」との事。まぁあとひと頑張りしますか。
流石にさっさと帰りたいので、僕主導で組み立て。1時間ちょっとで終わったと思う。疲れた……
とりあえず人手が必要そうな作業は全て終わったので解散。あとは初めての一人暮らし最初の夜を楽しんでくれ。
こうして妹も実家を出たので、兄妹揃って独り立ちである。妹がこっち来たからと言って何か変わる訳ではないけれど、まぁたまには様子を見に行ってやりますか。くらいの心配はあるよね。