lothar’s diary

社会人1年目のSE雑記ブログ。毎日20時更新

薬が切れると駄目人間を痛感する

僕は概日リズム障害とかいう睡眠リズムが勝手にズレていくやつを患っており、普段は薬を使うことで何とか常人の生活リズムを維持している。

薬がないと夜寝れない&昼眠たい常人の生活リズムが半月周期で繰り返されるような生活になる。

しかし、リズムがズレている時でも社会生活では昼間の行動を求められる。そのせいで精神的にマイナスに傾いていき、高校では半不登校気味になってたりした。元々の体質的に睡眠時間も長めに必要だったので、それも精神的ダメージに拍車をかけた。

今でも夜寝れない時期はどうしても精神的に不安定になる。まー、自分の体質に自覚あるから「半月してまともな生活リズムになれば自然と精神も落ち着く」ということが分かっているだけ昔よりはマシだ。

大学は空きコマ作れたり、いくつか単位落としても取り戻せるおかげで何とかなったが、4年前期から薬飲み始めなかったらマジで卒業出来なかったかもしれない。

 

僕は去年の夏から睡眠外来に通って薬を処方してもらうようになり、常人の生活リズムを手にしていた訳だが、ちょっとしたトラブルがあり病院に行けずに薬を切らしてしまった。

つい半年ちょい前まで日常的に体験していた、常人のものではない生活リズムは想像以上に精神に悪影響を及ぼす。日中の眠気で何もやる気起こらないし、日に3度は勝手に泣いてるし、というかシンプルに眠いし……

あれ?こんなにキツかったっけ?と自分の駄目人間さを痛感した。人はトラウマレベルのことでも時間が経つと忘れがちである。それは僕自身もそうで、半不登校なってリスカする程度にはキツかったことを容易に忘れていた。

 

--まぁ、積極的に忘れようとしていた部分もあるけど。

今回の出来事のおかげで、僕は自分が「薬がないとマトモな社会生活も送れない人間」と再度実感させられた。

しかし厄介なのは、この性質は精神病でも外的要因で起こったことでもないのだ。いや、ちゃんと「概日リズム障害」という診断書を貰えばなんか病気扱いになるかもだけど、僕がマトモで居たいと思うゆえに貰ってない……というのもあるのだけど……けど実情として、僕は「何の病気もないけど、まともに出来ないだけの人間」になっているのだ。これはキツい。なんの理由もなく周りより出来ないだけなのだから。できない理由で、自分を正当化出来ないのだから。

 

これを半月周期で強制的に実感させられていた過去を、薬が切れると嫌でも思い出す。処方されている薬はただの睡眠薬なのに、精神安定剤みたいな役割を果たしている。傍から見ればただ睡眠薬飲めてないだけの人なのだから、精神的に不安定になることとの因果関係もない。傍から見りゃただ寝つきが悪いだけなのだから、マトモな人間を頑張って演じなくてはならない。