lothar’s diary

社会人1年目のSE雑記ブログ。毎日20時更新

段ボールがたまっていく。

今週のお題「捨てたい物」

 

引越しの時、大量の段ボール箱に家具やら小物やらを詰め込んで新居に持ってきた。幾つもの箱をバラし、家具を設置して、小物で部屋に彩りを加えた。それがもう1年以上前のこと。しかし、その頃の段ボールはまだ部屋の片隅に残っている。ベッド横のスペースを占拠して、我が物顔で僕の部屋に居座っている。

 

僕はそれなりにAmazonを使用する。家具から始まり、食料品、小物まで……おそらく部屋にあるものの3分の1くらいはAmazonで購入したものだ。この通販サイトなるものも、段ボールをためることに一役買っている。小物の段ボール箱ならビリビリに破いて燃えるゴミとして出してしまえるが、それなりにサイズがあるとそうも行かない。彼らは我が物顔で居座る引越し段ボールの上にのさばるようになった。おかげで引越し段ボールは少し窮屈そうだ。

 

次にやってきたのはパソコンが配送されてきた時の段ボールである。ガレリアのロゴ入りで、タワー型パソコンを丸々包めるクソデカサイズ。しかもパソコンを固定するための発泡スチロールまである。おかげでバラして折りたたむのも面倒になるほどだ。

こいつに至っては、現在でも箱の形を保ったままで部屋の隅にいる。他の折り畳まれた段ボール押さえつけるようにして、発泡スチロール入りの箱が鎮座していた。

「次引っ越す時にパソコン入れる箱がないから。」そんな理由をこじつけて、これまでの段ボールとは比にならないほど莫大なスペースを占有している。おそらく段ボールだけで部屋の一割は占めていることだろう。

 

こいつらを朝から捨てに行くのは中々重労働である。それなりにサイズあるからね?それを持ってゴミ集積所まで行くのは、不可能ではないが億劫である。

もうそろそろシンプルに邪魔なので、おさらばしたいのだけど、朝眠くて、やる気起きなくて、なんだかんだそこに居るのを許してしまっている。「もう少したまったらまとめて捨てよう」とずっと繰り返している。

 

さらに厄介なことに、ただの箱のくせして彼らには僕の記憶がべっとりと付着している。引っ越しの時の段ボールなんか見てみろ。自然と新卒で福岡から一人関東に出てきた時の記憶が想起されてしまうだろうが。そんなんで懐かしくなって、ありもしない虚像の愛着が湧いちゃうだろが。邪魔だから捨てたいって言ってんのに。

 

そんなたまっていく段ボールを捨てたいと思いながら、「いつか捨てよう」と後回しにしている自分がいる。よくないね。