ある時、友達に「ここ行かない?」とURLが送られてきた。それは豊島園の跡地に作られた、ハリーポッターシリーズの施設「メイキング・オブ・ハリーポッター」。どうやら撮影の裏側や使われていたセットのレプリカが色々ある施設とのこと。僕もここには興味があったので、誘われるままに行ってみることにした。
池袋から電車に乗り、豊島園駅へ。テーマパークが無くなっても名前は変わらないらしい。
駅へ来る電車は既にハリーポッターラッピングが施されていた。このムカつくロンの顔。なんだか面白くて到着前からずっと笑っていた。なんやこの顔、面白すぎるでしょ。
駅から歩いて5分くらいで到着。既に入場の列が出来ていた。んでもディズニーとかみたいに数時間かかるほどでは無いかな。ちなみに僕らは事前予約済み。
入口は手荷物検査みたいなとこがあり、そこで持ち物の検査をされた。飛行機レベルの厳重警戒だ。やはりマグルへの対策は強めなのかもしれない。
手荷物検査を超えるとまず出迎えてくれるのはドラゴン。かなりデカめのサラマンダー。ここからは魔法の世界なんだと、観客に伝える役割を果たしてくれている。
入り口の近くにはこんなものもあった。
どちらかと言うと、魔法を体験すると言うよりも魔法の裏側を見せる場所のよう。いいね、映画撮影の舞台裏、気になるじゃん。
ここはスタジオツアーの入口。魔法界への道のようにも見えてなんか不気味。入口向かって左に売店、右にカフェがある。僕はスタジオツアー前に売店でローブを買っておいた。ちなみにスリザリン。
スタジオツアーに入って最初はこれまでの映画のダイジェストみたいなのがある。ハリーポッターシリーズとその後継作品であるファンタスティックビースト3作品。このクソデカパネルが並んでいた。
これは確か秘密の部屋とかのやつ。先に進むほどあとの作品になり、ハリーが大きくなって言った。
このダイジェストを抜けると歴代映画の間みたいな場所に着く。ここである程度人が集まったら次のフロアへ。ここでは注意事項と導入の話がある。ここで「スタジオツアーは皆さんが想定しているより長いです。最長で5時間もかかります」と言っていた。いやいや、5時間て……さすがにそんなわけないでしょ。
スタジオツアー始まって1番最初は、ホグワーツの大広間。あの真ん中で組み分け帽子が叫ぶんだよね。作品で見ていた時はめちゃくちゃ広い空間のように感じていたけど、実際見ると思ったよりも狭い。いや、結構な人数が入る空間ではあるのだけど、もっと広い気がしたんだよな。なんか思ったよりも……って感じ。
横に並んでる食器。これが各寮分並んでいたと思うと結構な量である。
ハリーたちの衣装が並んでいた。ハリー以外にもダンブルドアのやつとかもあったよ。こういうのあるとリアリティが増すよね。服の汚れとかほつれもそのまんまなのだろうか……?
こっちはイメージ模型。イギリスの実際の大学をモチーフにしているそう。こういう模型を見ると、ひとつの空間をつくるだけでも、多くの時間がかかるのだなと強く思う。
こっちは作業資料集みたいな。色んな本が並んだ書斎みたいになっている。仕事の苦労が感じられて、魔法の舞台裏をという表現がかなりしっくり来た。
これはイメージ画像。こういうイメージを元に実際の撮影現場に肉付けされていったのたろう。この絵だけでもどのシーンか何となく連想できる所もあって面白い。
長くなりそうだから、記事を分割。残りは明日以降で。